ドゴアルヘンティーノの子犬の食事風景をご覧ください。白い犬

本来は闘犬として作出が始まったが、作出初期の段階で嗅覚が鋭く、狩猟能力に長けていたためピューマなどの大型獣用の猟犬として使うために計画は路線変更された。1925年に作出が開始され、作出者兄弟はスペインから闘犬種であるコルドバ・ドッグの雌を10頭入手し、これの力強さをキープしたまま、獰猛性を抑えて忠実な性格を引き出すために綿密な作出計画が立てられた。はじめにこのコルドバ・ドッグにイングリッシュ・ポインターが交配されたが、これにより早くも狩猟犬としての優秀な能力を開花させたため、少しだけ作出計画が修正され、更なる異種交配が続けられた。イングリッシュ・ポインターの次は穏やかで優しくも体力のある性質を加えるためのボクサー、サイズを大きくし、脚を長くするためのグレート・デーン、勇猛果敢で痛みに強くするためのブルテリア、更に忠実さと勇敢さを強調し、胸を広くさせるためのオールド・イングリッシュ・ブルドッグ、オオカミをも仕留める、優れた狩猟能力を加えるためのアイリッシュ・ウルフハウンド、アゴを強くするためのボルドー・マスティフ、穏やかな性格を強調し、純白のコートにするためのグレート・ピレニーズ、コートを短くし、力を強くするためのスパニッシュ・マスティフを順次交配させることによってドゴ・アルヘンティーノは作出された。なお、この作出に用いられた犬種はデズモンド・モリス著書『デズモンド・モリスの犬種事典』(誠文堂新光社)で述べられている説を採用しているが、専門家によっては最初にコルドバ・ドッグに交配された犬種はイングリッシュ・ポインターではなくスパニッシュ・ポインターであるとされていたり、最後に交配された犬種はスパニッシュ・マスティフではなくイングリッシュ・マスティフであるととなえる異説も存在する。しかし、それ以外の使用された犬種についてはほとんど異説が無い。

このように多くの犬種を交配させ、1947年に完成したドゴ・アルヘンティーノはピューマやイノシシの狩りに使われたのだが、一部では違法な闘犬として使われてしまったため、イギリスなどでは凶暴な犬種というレッテルを貼られてしまい、無許可での飼育、販売、輸入が規制されてしまう事態にもあってしまった。

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